ソーシャル・メディア衛星開発プロジェクトは、SNSなどのいわゆるソーシャル・メディアを利用して、従来の企業や大学の研究室・専門研究機関での衛星開発とはちがう、オープンソースのソフトウェア開発に近い、広く一般に開かれた環境での衛星開発実験(ソーシャル・メディア/衛星開発計画)です。 それと同時に、ブログのような個人・団体による一般社会に対する一種の表現形態としての衛星の開発を目指すもの(ソーシャル・メディア衛星/開発計画)でもあります。
と小難しいことを書いてきましたが、ぶっちゃけると、初音&はちゅねミクを 宇宙へ! というプロジェクトです。
宇宙ネギ振りの撮影、ミクの歌の放送(ビーコン)、宇宙ミクtwitterなどを予定していますが、面白いアイディアを募集中です。
宇宙ネギ振りは、「はちゅね初!宇宙へ」シリーズの動画で開発が進んでいます。
また、既に沢山飛んでいる大学等のキューブサットは、通信にアマチュア無線を使っています。このため、簡単で安価な設備を用意するだけで、ビーコンを誰でも受信できます(受信は免許不要です)。→衛星ビーコンの簡易受信機の製作(尻P)
このビーコンがもしミクの声になったら、と想像するだけでも楽しいですね!
こちらを見てください。
初音ミクとはちゅねミク
初音ミクがネギを振る理由と、ニコニコ技術部がネギを振る理由
SOcial MEdia SATellite develop projectの略称です。
2009年11月現在、技術や組織運営での課題の洗い出しが済んで、技術の基礎実験、衛星のプロトタイプ設計、組織固めが着々と進んでいるところです。メディアでの紹介もなされるようになってきました。
今後しばらくは、衛星の原型(ブレッドボードモデル)製作、無線や成層圏気球などの実験へ向けた公的手続き、資金確保・管理などのための組織設立、などを進める予定です。
大きくわけて三つのメンバー・グループがあります。どの人が偉いということではなく、役割による分担の違いです。
検討中です。
衛星の打ち上げ手段としては「宇宙航空研究開発機構(JAXA)」が募集している小型衛星の相乗りに応募するか、もしくはロシアや欧州など外国の衛星打ち上げ企業を利用する方法を検討しています。
少なくとも最初の衛星を上げることに成功するまでは、自作ロケットでの衛星打ち上げは検討しません。衛星開発よりもはるかに難易度が高いからです。動画ではモデル・ロケットを頻繁に打ち上げていますが、これは衛星搭載機器の試験が目的で、打ち上げロケットを開発しているわけではありません。
はい。
あなたが「自分はSOMESAT のメンバーだ」と思った瞬間からあなたはSOMESAT のメンバーです。
クリエータや準コア・メンバーとしてであれば、参加への資格も審査もありません(コア・メンバーは別です)。具体的な参加方法としては以下のものがあります。
SOMESATは、上下関係のないゆるい集まりのもとで、個人が独創性をどんどん発揮して面白いことをしよう、というポリシーで運用されています。要するに、初音&はちゅねミクを 宇宙へ!というお祭りなので、誰かが命令や指示をする事はほとんどありません。
沢山あります!
インパクトあるミッション内容の検討、PV・テーマ曲・イラストの作成、経理や法務を含めた事務、宣伝活動などです。むしろ、技術だけではコトが進みません。いろいろな人が集まって輪が広がるほど、衛星の飛ぶ日は近くなります。